症状別アロマ鍼灸 *心の病・うつ*

自分の中の小さな幸せを見つけよう
自分の中の小さな幸せを見つけよう

春は新しい事を始めるのにふさわしいわくわくドキドキの季節!

入園・入学・初出社・転勤・結婚・新しい趣味・引越し・子育てなどなど

同時に不安も付きまといます。少しすると

「思っていたのとはだいぶ違うぞ」「なんだかうまくいかないなあ」と

うつ状態になってしまう方も多々。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと真面目に頑張りすぎて

何だか疲れてしまった方もいらっしゃるのでは?

また、みんなが新しい事に挑戦しているのに私はこれでいいのだろうかと

焦りを感じてしまう人も!そうなるとだんだん負のスパイラルに陥り

悪い想像にとらわれてしまいます。

 

そんな時はまず、XXでないとダメ、XXしなければならないという

考えを捨てましょう。

やらなければならないと感じていた事を紙に書き出し全てこなしても

次の日にはまた同じ量の「やらなければならない」事柄が出てくる事に

気づいて下さい。これではエンドレスです。

やらなければならないと感じていたことを全て「お鍋」に入れて蓋をし、

目をつぶって煮込んでしまいましょう。2~3日経って・・・

たまねぎの様にとけてなくなりやらなくて済んでしまう事、

じゃがいもの様に角がとれて食べやすく(やりやすく)なっている事、

お肉の様に味がしみて楽しくやりがいの出てくる事、

にんじんの様に鮮やかな色になりやはりやらなければと感じる事、と

色々状況が変わってきます。これを私の以前勤めていた心療内科の先生は

「お鍋療法」と呼んで推奨していました。お試しになってみて下さい。

 

また、やる気がでない方や焦りを感じてしまう方は・・・

自分の中の小さな幸せを見つけて下さい。

どんなに平凡で小さな事でもかまいません。

そして自分が、実はどんなに満ち足りているかに気づいて下さい。

そのままの自分でいいんです。それが自分らしさ・個性なのだと感じて下さい。

人生は短いもの、今ここにいるあるがままの自分を楽しみましょう!

それでも、私なんて・・・とか何とかしなきゃ!と思っている人はまず

頭で考えるより行動に移してみましょう。原則はこの3つ。

*行動変えたら気持ちが変わる

*外見変えたら内面変わる

*言動変えたら考え変わる        です。

 

心を休めるお薦めのハーブティーはラベンダーやカモミール。

乾燥したハーブの葉っぱやお花を煮出し、

はちみつとミルクをたっぷり入れて飲みましょう。

お薦めのツボは関元(かんげん=おへそから指4本分下)

風池(ふうち=頚の後ろの盆のくぼから指1本分外側の凹んだ部分)、

そして膏膏(こうこう=左右の肩甲骨の間)。

生姜のお灸で温めてみましょう。

お灸ができない場合はカイロや電子レンジで温めて使うホットパック、

なければお風呂やドライヤーでもOK。

やけどには充分注意して下さいね。

 

身体のだるさや疲れをマッサージや鍼灸でとっても癒されず

心の症状が辛い方は早めに心療内科のお医者さまに行かれる事をお薦めします。

人間は夜行性ではないので、夜は悪い方悪い方へと考えがち。

眠れない時は、病院で出された薬と併用できるアロマセラピーをお薦めします。

不眠に役立つアロマオイルはラベンダー。

手首の内側の線の真ん中から指3本分のツボ、内関(ないかん=女性が

香水をつける所)は心に効くツボ。希釈した消毒用のエタノール

ラベンダーを溶かし自然の香水を作って眠る前につけてみましょう。

枕に垂らしたりお風呂に入れたりもおすすめ。色々使ってみて下さい。